2024年頭所感

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

まず初めに石川県能登半島沖にて発生した地震により、
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

弊社は、2015年の創業時より研修の内製化を中心とした
社内講師トレーニングを提供しておりますが、
年頭にあたり、その理由を改めて以下2点を述べさせていただきます。

1)どのような時代環境においてもサステナブルに学びの場を提供し続ける必要がある
  ※研修予算の範囲で外部研修を提供すると、どうしても限られた人にしか学びの場
   を提供できなくなります。震災があったり、金融危機があると研修がストップし、
   学びの提供も止めざるを得なくなります。
   しかし、内製化が根付いている企業は、キャッシュアウトを防ぎつつ、間接的な
   人件費でより多くの学びの場を提供し続けることができるのです。どのような変
   化が激しい世の中になろうとも、学びを止めない環境を今から作っていくことが
   求められています。

2)自分の得意を教え合う文化を創ることがエンゲージメントを高める上で大切である
  ※忙しい職場でのOJTだけでは、全てを教えることはできないと考えます。社内の
   講師が教えることでそれを補完できますし、社員同士のネットワークも広がり、
   教え合う文化も根付かせることができます。
   また、社内講師本人の自己肯定感を高めることにもつながります。

本年度は、社内講師の価値をさらに高めるための施策を考え、提供して参ります。
経営や組織から見ても意義のある社内講師活動、社内講師自身も楽しく感じられる活動を
支援して参ります。

一方で、弊社は、2019年より、日々、激務の中で働くリーダーやマネジャー向けに、
短い時間でいかに育成を行うかにフォーカスした「時短OJTトレーナー研修」を提供
しております。昨年度は、例年以上にニーズが高まったと感じた年でありました。

ニーズの高まりの背景には、以下の3点があります。

1)現場が忙しすぎて、育成どころではないが、即戦力化を求めている。
  ※管理職層のコミットする目標が高く、できる人で現場を回せないといけない
   現状があるが、人が辞めても困ることもあり、育成の悩みは増す一方である。
   新人若手の即戦力化を求めているが、育成できる余裕はほぼない状況である。
2)若手との価値観のずれを感じているが、悩みを埋めることができない現状がある
  ※若手の離職が高まる傾向があるが、リーダーやマネジャーには、若手が懸命な
   努力をしているように見えない。一方で、若手は、自身の存在意義や自分らしい
   キャリアを模索しているが上司には理解されないと感じている。
   この傾向がますます広がりつつある。

このような課題を解決すべく、本年はさらに「時短OJTトレーナー研修」を拡充して
参ります。育成は必要だと考えているが、時間が取れなくて悩んでいるリーダー、
短時間でも新人や若手に考えさせる育成法を実践し、短期で即戦力化したいと考えて
いるマネジャーの皆さんのお役に立ちたいと考えております。

皆さまの企業での新入社員や若手社員が、リーダーやマネジャーの皆さんとともに
ますます活躍し、働くことが日々楽しく、成長実感や貢献実感が感じられるように
弊社は全力でサポートしてまりいます。

本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

講師ビジョン株式会社
代表取締役
島村 公俊

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