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概要

まずは、何のために社内に学び合うコミュニティを創るのかを整理する必要があります。多くの社員がこの学び・教えあうコミュニティに協力したいと思ってもらえるには、明確な目的が必要だからです。一方、誰が教えるのが適切なのか、何を教えるのが適切なのかを明確に整理しないと、あの人からは教わりたくないとか、あの人に教えるべきものはあるのか?などネガティブな声が噴出することになりかねません。

そして、次に大切なのが、役割分担をどのようにするかということです。学びの場を現場に任せ過ぎても自由度が高くなり品質のコントロールがしづらくなります。一方、主管部署が全て実施するのも負荷が大きすぎ考えものです。長く継続的に運営し、ある程度自動化できるようにするための役割分担を初期段階で明確にする必要があります。

留意点

コスト削減のみを名目にした研修の内製化や社内勉強会はうまくいきません。コスト削減だけでは、関わる人(登壇者、主催者)のモチベーションが続かないからです。次第に提供する研修や勉強会の質も悪くなり、外部にお願いしたほうが楽だということで1、2年もすると元の形式に戻ってしまうことは多々あります。コスト削減という視点は、社内で決済を通す際の手段の一つとするのは構わないのですが、その目的だけで上手く機能した会社はほとんどありません。

支援概要

継続的に学びあう場を設計するには、仕組み創りが大切です。シェアリング・エコノミーの考え方をベースに、社内に眠るノウハウや社員の余っている時間を有効活用した実践的な学び場の企画立案を支援します。また、同時に、その仕組みの構築作業も併せて支援いたします。



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