2023年念頭所感
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
弊社は創業して第8期を迎えることが
出来ました。創業以来変わらず、貴重
な機会を頂きありがとうございます。
第8期を迎えるにあたりまして、
講師ビジョンは、
「社内講師とリーダーを育てる専門機関」
として今まで以上に社会課題に資する
経営を行って参ります。
そのために弊社は、SDGsの3つの
目標の達成に向けて意識的に事業を
推進していきます。
1つ目は、SDGsの目標4:
「質の高い教育をみんなに」をターゲ
ットにし2030年までの「すべての人
に包摂的かつ公正な質の高い教育を
確保し、生涯学習の機会を促進する」
という提示されている目標と具体的な
10のターゲットのうち、以下の2つ
を特に意識して進めていきます。
4.4 |
2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事 |
---|---|
4.5 |
2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場 |
弊社は、上記の課題解決に資するために、
社内講師の育成を通じて、お客様のキャ
ッシュアウトを極力少なくしながら、
間接的な人件費ですべての社員に教育
機会を広める”持続可能な教育環境”を
構築する支援をしていきます。社内
講師は、障害者の方々も講師となれ
るように配慮し、社内講師を志したい
方々の知見を広められるよう、インク
ルーシブな社内講師集団の育成支援を
さらに進めて参ります。
2つ目は、SDGsの目標8:
「働きがいも経済成長も」をターゲットにし
ディーセントワーク4つの戦略目標の
1つである”社会対話”を重視して参ります。
ディーセンワークとは、働きがいのある
人間らしい仕事と定義されています。
また、社会対話とは、職場での問題や
紛争を平和的に解決できるように話し合い
を促進することを意味します。
弊社では、具体的には、組織やチーム内
での関係性の向上に繋がる対話や様々な
コンフリクトを乗り越えていくための
ファシリテーションの技術、そしてより
新しい価値を創造するための創造的な
対話の導入を社内講師やリーダーを通じ
て普及していきます。
また、対話を促進する上では、これからの
未来へ向けたビジョンを掲げそのビジョン
の共有を通じて、社員を鼓舞できるリーダ
ーが必要になってきます。我々は、働きがい
の更なる向上に向けて、リーダーや社内講師を
真のビジョナリーリーダーになるよう支援を
してきます。
3つ目は、SDGs3の目標3:「すべての人に
健康と福祉を」をターゲットにします。
ラインケアとセルフケアを軸にした精神支援
を推し進め、幸せに活躍する組織を作るサポ
ートをして参ります。
具体的には、マネジャーやリーダー層に、
対話を軸にしたラインケアの方法論を普及
しながら、セルフケアの方法論を多くの社員
の皆様へお伝えして参ります。
以上が、SDGsの目標に基づいた本年度の
弊社の方針となります。
弊社は、創業以来、質問力について研究を
重ねて参りましたが、さらに研究を重ね、
社員の皆様の働きがいや生きがいに繋げ
ていきます。また、その働きがいの向上を
通じて、組織により高い成果をもたらす
支援をして参ります。
世界は未だ混沌としておりますが、未来へ
の希望をもとに、よりよい社会とお客様と
共に創っていけましたら幸いです。
皆様が今年もより良い一年になりますよう
に祈念いたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
講師ビジョン株式会社
代表取締役
島村 公俊