HRサミット2017:ファンケル様、ビームス様と共演(9/20)

HRサミット2017:人が育つ実践的な内製研修の導入戦略について

昨今、多くの現場から人材開発部門が実施する研修に対して、より実践的な研修にすべきとの声が挙がっています。中長期的な視野で「人を育てる」人材開発部門がある一方で、「成果へ直結する実利的な研修」を望む現場部門があるわけですが、両者の思いを融合した「人が育つ実践的な内製研修」がますます求められてくるでしょう。
本講演では、ソフトバンクで数多くの実践的な内製研修の導入をリードされ、研修デザインや講師育成分野で経験豊富な講師ビジョン株式会社代表取締役の島村氏がスピーカーとなり、内製型の新任管理職研修に特徴がある株式会社ファンケル、また、内製型のOJTトレーナー研修に特徴がある株式会社ビームスの事例をご紹介するなかで、人が育つ実践的な内製研修について議論していきます。

メインスピーカー

島村 公俊氏

講師ビジョン株式会社 代表取締役

2001年日本能率協会マネジメントセンター入社、教育体系の設計に従事。その後、教育サービス会社を経て2006年ソフトバンク株式会社(旧ボー ダフォン)入社。全国の代理店ショップ店長向けにコーチング研修を導入し、退職率低減に寄与。社内表彰される。2007年人事本部人材開発部へ異 動。ソフトバンクユニバーシティにおいて研修の内製化を推進し、100名を超える社内講師育成へ貢献。2013年アメリカの教育団体よりアジア初と してPike’s Peak Awardを受賞。翌年、日本HRチャレンジ大賞人材育成部門優秀賞を受賞。2015年より講師ビジョン株式会社を設立し、教え、教え あう文化をつくることを目的に、社内講師養成研修や社内コーチ養成研修を提供している。

 

 

特別ゲスト

小野 琴理氏

株式会社ファンケル ファンケル大学 教育企画部 教育企画運営グループ 課長

2007年 株式会社ファンケルに入社。電話窓口部門への配属を経て、人事企画部門に3年半従事。 2013年 社内教育部門(ファンケル大学)の設立とともに、新入社員から役員層までの研修を行う部署の課長として、社内研修の内製化に積極的に取り組む。 2014年度1,000名を超える従業員を対象に実施した理念研修をきっかけに、従業員の特徴や傾向を把握。 その後、従業員の傾向に合わせた社内研修の構築を行い、2016年度は80%以上の研修を社内講師で実施し、年間のべ2,900名が受講。 また、反転教育の導入においても、企画から構築まで全て社内で完結させ、従業員の研修転移に貢献。 現在は、店舗・窓口部門共通の社内資格制度と教育プログラムの再構築に取り組む。

原田 謙太郎 氏

株式会社ビームス 人事本部 人材開発部 係長

1998年に日本電信電話株式会社(NTT)​へ新卒入社。2000年に株式会社ビームスへ転職。販売職から店舗マネジメントを経て、2011年に人材開発部へ異動。現場での育成実績を活かし、キャリア自律とリーダーシップ開発をリンクさせた年次研修制度や、経験学習に紐づいた5者面談の仕組みなどを構築。2015年には青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムを修了し専門性を高める。現在は人材開発部の責任者として、大学や他組織との連携など、これまでの研修施策だけにとらわれない、新しい人材育成の可能性にチャレンジしている。

 

<HRサミット2017>
http://www.hrpro.co.jp/hrsummit/2017/session.php?smcd=49&scd=3176